2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

呑んでみました

このお酒は蔵元が新酒のうちから「熟成」を念頭に置いていたそうで、半年以上の時間をかけ、充分熟成が進んだ事を確認してから出荷されました。商品名は『おりがらみ』となっていますが、僕が購入した500ml瓶には殆ど滓が沈んでいません。 実際リーデルに注…

オフィシャルHPからの引用「八百新の想い」

八百新酒造は創業以来、山口県を代表する清流『錦川』の恩恵を受けて酒造りを続けてきました。ところが戦後、昭和30年代に試練の時が訪れます。上流域に出来たダムにより錦川の流水量が減ったため八百新が位置する河口近くでは満潮時には海水が逆流するよ…

錦乃誉 純米大吟醸 おりがらみ生原酒

八百新酒造株式会社 山口県岩国市今津町3-18-9 原料米/山口県産山田錦 精米歩合/45% アルコール度数/16-17度 日本酒度/+5 酸度/1.8 『雁木』でお馴染み、山口県の富川酒造店から発売された『錦乃誉 純米大吟醸 おりがらみ生原酒』です。地酒ファンには『雁木…

呑んでみました

「純吟」で「おりがらみ」、さらに「生原酒」の「熟成酒」と来れば、酸味の利いた味を誰でも想像するところ。実際に栓を開けた時、吟醸香と麹香が混ざり合い、甘酸っぱい熟れた果実の香りとなって鼻をくすぐります。目立った熟成香は無いようですが、酒自体…

酒屋HPからの引用「蔵元からのメッセージ」

山口県の東部を流れ瀬戸内海に注ぎこむ清流錦川。創業以来八百新酒造の酒蔵はこの錦川の河口近く、「雁木」があった湖畔に位置しています。「雁木」とは船着場の階段のある桟橋のことをいい、かつて、われわれが造る酒と原料米は錦川の上流から下ってくる船…

雁木 純米吟醸 おりがらみ秋熟 無濾過生原酒

八百新酒造株式会社 山口県岩国市今津町3-18-9 原料米/山田錦・五百万石 精米歩合/50% アルコール度数/16-17度 日本酒度/+1 酸度/ 山口の銘醸、八百新酒造が世に送る人気酒が『雁木』です。その中でも『おりがらみ秋熟』は、地元山口県でも手に入れにくい限…

呑んでみました

蔵で伺った時、最近雑誌等で良く紹介されている『天青』は、元々会員じゃ無いと呑めなかった銘柄だと説明された事がります。何の会員なのかは今持って謎なのだけど、とにかく以前は特別旨いと言う酒でも無かった印象でした。しかし近年酵母を変えたなどの努…

酒屋さんのHPから引用「天青 純米吟醸 千峰」

熊本香露の9号酵母で仕込んだ酒です。芯のしっかりした飲み心地に加え、天青ならではの繊細な味わいが楽しめる仕上がりとなっています。澄んだ味わいの中に、しっかりと米の旨味、味わいを感じさせてくれます。限定醸造のこの酒をぜひこの機会にお試しくだ…

千峰天青 純粋熊本九号酵母仕込み 生 16BY

熊澤酒造株式会社 神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7 原料米/山田錦 精米歩合/50% アルコール度数/16度以上17度未満 日本酒度/+2 酸度/ 神奈川県茅ヶ崎に蔵を構える「熊澤酒造」は、自宅から最も近い酒蔵です。車で行けば10数分で到着する場所にあり、地域的には海…

呑んでみました

上記説明にあるように『原峰のいずみ』は『多摩自慢』ブランドで(関東では)広く知られる石川酒造の銘柄です。同蔵は他にも地酒専門店ブランド(と個人的に勝手に思っているダケかもしれませんが)『武蔵臥龍』など、意欲的な商品展開を行っているようです…

オフィシャル(?)サイトからの引用「原峰のいずみ」について

このお酒は、多摩市内の通称「原峰の里」(関戸地区)で自然に湧き出ている水を利用した「あいがも農法」によって収穫された麹米(酒造好適米)と多摩川に近い一の宮と和田地区で収穫された掛け米(水稲うるち米)を使用しています。多摩自慢でおなじみの石…

原峰のいずみ 純米吟醸 蔵出し生酒 15BY

石川酒造株式会社 東京都福生市熊川1番地 原料米/ 精米歩合/50% アルコール度数/16度以上17度未満 日本酒度/+3 酸度/1.6 観光地のお土産屋さんで良く見かける、お酒関係の街興し商品にはヤバいものが多いですね。○×ワインとか■●羊羹とか、加工しないでそのま…

呑んでみました

ここのお蔵の酒は色々と紹介したいグレードがあるのですが、前記の通り地元じゃ手に入れにくいのが残念。この『知事賞受賞 純米大吟醸』は、なんと言っても価格設定が安く、立派な化粧箱にも入っていて贈答用にも良い感じですね。もちろん自分が呑むにしても…

オフィシャルサイトからの引用「沼館酒造」について

蔵の歴史 塩田団平、小柳道彦等が発起人となり、現在地に設立。塩田は本県政財界に信望も厚く、 新企業ながら順調な発展をみた。主力市場を横手市、平鹿郡内とし地酒蔵としての地盤を確保し現在に至っています。 蔵の所在地域 ここ雄物川町は、その名の通り…

館の井 知事賞受賞 純米大吟醸 15BY

沼館酒造株式会社 秋田県平鹿郡雄物川町今宿字高花15 原料米/秋田産吟の精 精米歩合/47% アルコール度数/15.6 日本酒度/+1.0 酸度/1.4 昨年の全国新酒鑑評会にて見事金賞を獲得し、雑誌にも取り上げられて注目度上昇中の『館の井』。相変わらず関東では特定…

呑んでみました

社員杜氏に変わってからの『黒龍』は、毎年比較的味が安定している蔵と言えますが、それでも「当たり」はあります。僕の趣味から言うと去年発売された黒龍では『八十八号』が一番良い気がします。去年の春に試した時には、他の出品酒に比べると香りは決して…

酒屋HPからの引用「八十八号について」

黒龍は毎年のように全国新酒鑑評会にて金賞を受賞していますが、その出品酒と同じタイプの酒がこの「八十八号」です。この「八十八号」という、一風変わった名前。その由来は昔、全国新酒鑑評会に出品する酒を、別の容器に移すとき、「88番」の容器にに移…

黒龍 大吟醸 八十八号 15BY

黒龍酒造株式会社 福井県吉田郡松岡町春日1-38 原料米/兵庫県東条町山田錦 精米歩合/35% アルコール度数/15.5度 日本酒度/+4 酸度/1.2 俗に言う「黒龍四天王」の1つ『大吟醸 八十八号』です。同じ四天王の『ニ左衛門』や『石田屋』と比べると比較的手に入れ…

呑んでみました

こちらもリーデルのワイングラスを用意しました。温度は常温とまでは行かないものの、冷え過ぎでは無い状態です。純米規格ではありますが新酒らしく無色透明で、立香は『美山錦55』に比べてやや控えめで華やかさに欠けますが目立つ麹香も無く、非常に吟醸酒…

JAのHPからの引用「八反錦」

丈を短くし、病気にも強い、栽培しやすく改良された品種。丈が短い中生種を目指して、昭和48(1973)年に「八反35号」を父、アキツホを母として人工交配を行い、8年間の育成を経て、大量試作と試験醸造を開始。栽培特性、醸造適性などを総合的に評価し、昭和…

相模灘 純米吟醸 八反錦50 16BY

久保田酒造株式会社 神奈川県津久井郡根小屋702 原料米/八反錦 精米歩合/50% アルコール度数/16度以上17度未満 日本酒度/+3 酸度/1.8 蔵元店頭販売のみで限定発売された単一生々酒のもう一種が『相模灘 純米吟醸 八反錦』。記憶にある範囲では、初めて「八反…

呑んでみました

『相模灘』の『美山錦55』の生酒と言えば、以前は『荒走り』として出荷されていたグレードですから、実質的には値下げって事なんですよね。スペックを見ると美山錦にしては産が高く出ている気もしますが、取りあえずは呑んでみましょう。今回は同時発売の『…

農林水産研究所HPからの引用「美山錦」

技術・情報の内容及び特徴岩手県における「美山錦」の出穂・成熟期は「キヨニシキ」並の中生で、粒大も大きく 心白の発現率も高いことから、酒造好適米として準奨励品種に編入した。美山錦」は昭和47年長野県農事試験場が、農水省放射線育種場において「たか…

相模灘 純米吟醸 美山錦55 16BY

久保田酒造株式会社 神奈川県津久井郡根小屋702 原料米/美山錦 精米歩合/55% アルコール度数/16度以上17度未満 日本酒度/+4 酸度/1.9 今年初めて出荷された『相模灘 純米吟醸 美山錦』は、本来『八反錦50』の純吟とブレンドし『相模灘 純米吟醸』となる酒の…

呑んでみました

このお酒のウペック、山田錦の35%精米と言えば、全国新酒鑑評会の出品酒並のスペックです。実際は純米で出品される事は少なく『八十八号』が出品酒扱いになるのですが、お蔵としては大変気合いを注ぎ込んだお酒と思って間違いないです。黒龍の大吟クラスは綺…

オフィシャルサイトからの引用「火いら寿について」

生酒の最高峰です。生酒のフレッシュな香味と、大吟醸の繊細な味わいをあわせもつ限定品です。大吟醸純米酒、生、そのものの新鮮さが特徴、古い資料から明治初期に使用した版木が見つかり『火いら寿』と名付けました。 http://www.kokuryu.co.jp

黒龍 純米大吟醸 火いら寿 16BY

黒龍酒造株式会社 福井県吉田郡松岡町春日1-38 原料米/兵庫県東条町産山田錦 精米歩合/35% アルコール度数/15.5度 日本酒度/+4 酸度/1.2 先日16BYが発売されたばかりの、アンティーク瓶もかわいい『火いら寿』です。いわゆる「黒龍四天王」と呼ばれるグレー…

呑んでみました

前記した通り、今回の『中取り 純米吟醸 播州愛山』は複数の「愛山米」で仕込んだ酒の呑み比べに参加して呑んだモノ。他に揃っているのも当然純吟クラス以上の企画なので、流石にヒネが出ていなければどれも旨い酒揃いです。でも、やっぱり好みで話せば差が…

地酒ファンサイトからの引用「十四代純米吟醸愛山」

今週の気に入ったお酒は、山形の十四代純米吟醸愛山です。十四代は世間では非常に入手困難なお酒のようですが、私は酒屋さんの関係もあってほぼ毎月好きな銘柄を購入でき、ほとんど全てのアイテムを飲んでおります。ただ今年の本丸の味わいは苦みが先に感じ…

十四代 中取り 純米吟醸 播州愛山

高木酒造株式会社 山形県村山市大字富並1826 原料米/愛山 精米歩合/50% アルコール度数/ 日本酒度/+1 酸度/1.4 今までは「十四代だけ」が目当ての人の検索ワードの邪魔になるかなと思い、あえて避けて来た『十四代』ですが『龍泉』の感想もアップした事だし…