2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

呑んでみました

なめる程度の味見は何度か経験がありますが、ちゃんと腰を据えて味わうのは今回が初めての『龍泉』。果たして如何なものでしょう。今回は冷酒の状態からゆっくりと、常温に戻しつつ呑んでみました。器に注がれた『龍泉』はあくまでも透明で、さすがは「大極…

情報サイトからの引用「十四代 龍泉 大極上諸白」

中身は、『龍の落とし子』という聞きなれない原料米を使用した「大極上諸白(=大吟醸)」。この『龍の落とし子』は、高木酒造社長、高木辰五郎氏が1999年、美山錦と山酒4号 を交配して育種した酒造好適米なのだとか。新酒の、もしくは今は使われなくな…

十四代 龍泉 大極上諸白

高木酒造株式会社 山形県村山市富並1826 原料米/龍の落とし子 精米歩合/ アルコール度数/16.0度 日本酒度/ 酸度/ 現在の地酒シーンを語る上で欠かせないのが御存知『十四代』。僕は自宅用に購入する事はめったに無く、大抵外呑みの時に注文します。人気故に…

呑んでみました

探し求めた白岳仙ですが、今回購入したのは『にごりはっぽう』。折角だからレギュラー品から呑めば良いんでしょうけれど、件の『しぼりたて吟醸生』が透明瓶だったので、つい同じ透明瓶の『にごりはっぽう』を購入しました。先ず自宅で「濁り酒」を呑む時の…

オフィシャルHPからの引用「安本酒造について」

当蔵は、戦国時代に栄華を築いた、朝倉義景公のお膝元に位置します。義景公の館の奥には、一年中水を絶やさない一乗滝があり、若き佐々木小次郎が『燕返し』の技をあみだした地としても言われております。安本家は、現当主で四十六代目にあたり、その昔戦国…

白岳仙 にごりはっぽう 吟醸 15BY

安本酒造有限会社 福井県福井市安原町7-4 原料米/兵庫県産山田錦 精米歩合/55% アルコール度数/14-15度 日本酒度/+1 酸度/1.3 蟹やら鯖やら、なにせ旨いものづくしの福井県は地酒もやっぱり旨いんです。今回紹介する白岳仙との出合いは、仕事の打ち合わせで…

呑んでみました

今回は蔵のお勧めの通り、冷酒で呑んでみました。冬の時期に暖かい部屋で呑む冷酒ってのも良いものです。どちらかと言うと香りよりも味主体で楽しみたかったので、お馴染みの蛇の目を使います。器に注がれた酒は若干山吹色がかっていて、ひと夏越した熟成を…

酒屋HPから引用「雄町」

酒造好適米「雄町」は、1859年に、岡山市雄町で発見されました。 大粒で心白(米の中心部の真白いデンプン質)が大きく、最高の酒米と称されました。誕まれながら優れた酒米の特性をもつ為、各地で新品種開発の交配種として使用され、酒造米の王様「山田錦」…

出羽桜 純米吟醸 雄町 15BY

出羽桜酒蔵株式会社 山形県天童市一日町1-4-6 原料米/雄町 精米歩合/50% アルコール度数/16.7度 日本酒度/+5 酸度/1.6 お馴染み『出羽桜』から新製品となった『純米吟醸 雄町』。去年の末に発売されたお酒ですが、1年熟成させてから出荷され、15BYのお酒です…

呑んでみました

さて、前置きでだいぶ熱くなってしまいましたが、今回紹介するのは『手間暇 大吟醸 次年子雪蔵囲い』。山形のお酒としてはスッキリした酒質が特徴の『山法師』の六歌仙が醸す大吟醸です。本当は15BYの純米系『山法師』は、米の旨味を乗せたタイプになって旨…

酒屋HPからの引用「手間暇 次年子雪蔵囲い」

手間暇は六歌仙の最高級酒で、手形のラベルが印象的です。このお酒は全国新酒鑑評会の出品酒を生のまま、山の中にある雪蔵で半年熟成させたものです。手間暇惜しまず、匠の技で丁寧に造られた大吟醸、この旨さは既に折り紙付きかと思います。お蔵元では今ま…

六歌仙 手間暇 大吟醸 次年子雪蔵囲い 本生 15BY

株式会社六歌仙酒造 山形県東根市温泉町3-17-7 原料米/山田錦 精米歩合/40 アルコール度数/16-17度 日本酒度/+4 酸度/1.3 新潟酒が淡麗で山形酒が芳醇、呑まず先入観だけで酒の印象を決めつける事は、酒を呑む機会を減らす事に他ならないので誠に勿体無い事…

呑んでみました

今回紹介する『しぼりたて上汲み本生』は、前記した「歳時記シリーズ」のひとつ。白地に薄紫のラベルは、上質な和菓子の甘さを連想させる色使いだと思いますが、実際のお酒は如何しょう?今回は常温から若干冷えた辺りで、小振りの蛇の目で呑んでみました。…

オフィシャルHPからの引用「龍神酒造の歴史とこだわり」

南朝時代に都を追われることになった落武者毛野飛騨守尊親が毛国(上野、下野の総称)に安住の地を得、戦国時代終焉におよび毛塚大膳守が刀を捨て代々伝えられた酒造りを業として創めました。その後、徳川幕府、三府の一つとされた二十五万石の城下町館林に…

尾瀬の雪どけ しぼりたて上汲み本生 無濾過 無加水 16BY

龍神酒造株式会社 群馬県館林市西本町7-13 原料米/山田錦 精米歩合/50% アルコール度数/ 日本酒度/+3 酸度/1.4 群馬県の龍神酒造が醸す『尾瀬の雪どけ』は、雑誌の影響もあり、大ブレイクした地酒ですが、麹米はすべての商品において山田錦を使用し、手磨き…

呑んでみました

このお酒、酔富ラベルの中では非常に流通量が少ないタイプです。蔵のHPを見ても『純米大吟醸』自体が掲載されていませんので、地元でもどれだけ知名度があるかも不明。ですが、14BYでも出荷されていたみたいなので、ファンにとっては季節限定のお楽しみ的な…

オフィシャルHPからの引用「会社概要」

酒は風土に醸される。常陸風土記に「久慈の味酒」と記される酒造りの好適地、北関東茨城県の北部大宮町に弊社酒蔵はあります。東には奥州と関八州を分ける霊峰八溝山に端を発する久慈川が流れ、西には那須連山に源を発する那珂川があります。当地は恵まれた…

酔富 純米大吟醸 無濾過原酒 袋吊り 瓶火入れ 15BY

酔富銘醸株式会社 茨城県那珂郡大宮町965-2 原料米/山田錦 精米歩合/40% アルコール度数/ 日本酒度/+3 酸度/1.6 茨城県の北部、大宮町と言えば「久慈の味酒(くじのうまざけ)」とまで讃えられる酒造りの好適地であります。通常商品の最高峰、特別大吟醸『垂…

呑んでみました

『水芭蕉』と言えば、通常グレードの吟醸に見られる「クセの無い呑みやすさ」が特徴と考えていまいたが、今回の『純米吟醸 生々原酒 VINTAGE2003』はどうでしょうか。ヴィンテージとは言っても長期熟成では無いので、それ程気にする事も無いのかもしれません…

オフィシャルHPからの引用「水芭蕉について」

明治19年、初代当主永井庄治がこの水に出会い、酒造りを始めました。群馬県最北部に降る豊富な雪や雨が尾瀬の大地にゆっくりと濾過され、ここ川場村の地で汲み上げられます。ミネラルたっぷりのその水は、口に含んだときにフワッ膨らみ、喉を通した後にほの…

水芭蕉 純米吟醸 生々原酒 VINTAGE2003

永井酒造株式会社 群馬県利根郡川場村大字門前713 原料米/兵庫県産山田錦 精米歩合/50% アルコール度数/17-18度 日本酒度/ 酸度/ 群馬県の地酒ながら、関東全域の酒販店に広い販路を確保している『水芭蕉』、この蔵の特徴の1つが「低温熟成」のヴィンテージ…

呑んでみました

販売員の方も絶賛していた『釜屋 風の如く』は果たしてどんな酒でしょう。今回は冷蔵庫から出して数分、冷えた状態でリーデルで呑んでみました。グラスに注いだお酒は結構色が付いていて、澱絡みでは無いのですが若干透明度が低く感じます。立ち香にはリンゴ…

オフィシャルHPからの引用「釜屋新八 友志酒販店の集い」

本気で、生き残り・勝ち残りを考えておられる酒販店様を全国より募っております。今のままでは いけない。しかし どうすれば良いのか分からない。この様な悩みをお持ちの酒販店様は全国では沢山居られるのではないでしょうか。そんな悩みを相談しあい、一緒…

釜屋 純米大吟醸 風の如く ひやおろし 15BY

株式会社釜屋 埼玉県北埼玉郡騎西町騎西1162 原料米/山田錦 精米歩合/50% アルコール度数/15-16度 日本酒度/+5 酸度/1.3 地元の駅ビル「ラスカ」の地下酒売場は、日本酒の揃えも悪くは無いけれど、個人的にはコーヒー豆を買いに行く店でした。駅ビルと言う場…

呑んでみました

掛米に五百万石を使う純米グレードに対し、全量山田錦を使用しているのが『黒牛 純米吟醸』。山田錦ならではのキレが出ているか注目です。現在でも知名度の割に小規模な1トン仕込みを行い、丁寧に醸す姿勢に蔵のこだわりが見て取れます。ただ、イメージ的に…

オフィシャルHPからの引用「黒牛の由来」について

約1300年前、海南市「黒江」は、入り江奥の浜辺であり、今の蔵付近に黒い牛の形をした岩が波辺に見られたといいます。万葉集に3首の和歌で「黒牛潟」として詠まれ、黒江の地名由来となりました。犬養孝先生の歌碑が蔵脇に建立され当時を偲ぶ縁とされていま…

黒牛 純米吟醸 15BY

株式会社名手酒造店 和歌山県海南市黒江846 原料米/山田錦 精米歩合/50% アルコール度数/16.5度 日本酒度/+1.0 酸度/1.5 以前は『知る人ぞ知る和歌山の銘酒』と言った存在だった黒牛ですが、今では入手も比較的楽になりましたね。僕の地元ではコンビニ酒…

呑んでみました

蓬莱泉の季節限定の中で「空」の原酒にあたるのが『純米大吟醸 生酒』。プリンターで印刷しただけの簡単なラベルが限定品っぽくて良い感じです。このタイプは何本か仕込まれている「空」用のタンクをブレンドした物と、ブレンド前の単一タイプが発売されてい…

オフィシャルサイトからの引用「関谷醸造の方針」について

当社の目指しているのは、日本酒の可能性を柔軟に追求した高品質の酒造りです。当社の酒蔵は積極的な機械の導入で、伝統的な蔵の風情はありません。伝統的な酒造りの技を未来に残すために労力のかかる部分を積極的に合理化し、人の手を掛ける作業に細やかな…

蓬莱泉 純米大吟醸 生酒 15BY

関谷醸造株式会社 愛知県北設楽郡設楽町大字田口字町浦22 原料米/山田錦 精米歩合/40・45 アルコール度数/16-17度 日本酒度/0 酸度/ せっかくなので『蓬莱泉』の感想を続けます。以前書いたように『蓬莱泉』は僕の最も好きな蔵の1つなのですが、とは言え「…