2006-01-01から1年間の記事一覧

呑んでみました

今回の『加賀ノ月』は僕も初めて呑む銘柄です。ちょっと焼酎っぽさを感じますが、茶瓶にあう落ち着いたラベルがセンス良いですね。雑誌などから仕入れた知識では淡麗系の酒を得意とするイメージがありますが、実際の感想は如何でしょうか。純米大吟醸の無濾…

蔵元HPからの引用「加越について」

当蔵のある石川県小松市は「歌舞伎の町」「勧進帳の郷」として全国に名をはせており、毎年5月に行われる「お旅祭り」では「全国子供歌舞伎フェスティバル」も共催され、大変な賑わいをみせております。また、加賀温泉郷の一角に位置し、加賀前田藩縁の名所…

加賀ノ月 月光 無濾過 17BY

株式会社加越 石川県小松市今江町9丁目605番地 原料米/石川県小松市日末町産五百万石 精米歩合/50% アルコール度数/17〜18度 日本酒度/+5 酸度/1.7 石川県の「加賀ノ月」は関東ではそれほど知名度が高い銘柄とは言えませんが、ここ20年の間に10回もの全国新…

呑んでみました

上記にもありますが、にごり酒を自宅呑みする時の楽しみは、澱を混ぜる前の「うわずみ」が堪能できる点にあります。もちろん全ての「うわずみ」が美味しい訳でもなく、混ぜてこそバランスが取れるタイプもあるのですが、例えば『志太泉の蔵出し濁り』のよう…

蔵元HPからの引用「杜氏 大西唯克プロフィール」

昭和50年生まれ。30歳になってしまいました。上智大学理工学部卒後、乳業会社に4年間勤務。乳製品の製造に携わる。東広島の酒類総合研究所にて酒造りを学んだ後実家に帰り、但馬杜氏のもと2年間酒造りをする。3年目で杜氏となることを決意し、初杜氏となる…

而今 特別純米 にごりざけ 17BY

木屋正酒造合資会社 三重県名張市本町314-1 原料米/富山産五百万石 精米歩合/60% アルコール度数/17度-18度 日本酒度/+1 酸度/1.5 去年人気が大ブレイクした銘柄の筆頭が『而今』。中でも『特別純米 にごりざけ』は、純米酒フェスティバルでの大人気も記憶に…

呑んでみました

今回紹介する『噴火酒』は名前の通り噴火するお酒。この吹き出すお酒は呑み会でも散々苦労している姿を見ているだけに、相当ビクビクしながら開栓したのですが、ブシュッと音を立てるものの噴き出してくる気配はありません。ですが、それに安心してグラスを…

蔵元HPからの引用「天寶一の信念」

私は、蔵元で酒造りに携わって今年で7年になります。それまでは、東京の方で全く畑違いの建築関係のメーカーの営業をやっておりました。東京から広島へ帰郷した当時は、日本酒に対して興味があまりなく、その年 2会生で広島の醸造研究所で3ヶ月間研修させて…

天寶一 『純吟袋吊り噴火酒』活性にごり14BY

株式会社 天寶一 広島県深安郡神辺町大字川北660番地 原料米/山田錦 精米歩合/58%以下 アルコール度数/15度 日本酒度/+3 酸度/1.7 ラベルデザインを語る時、地酒業界で最大級の問題作と言えるのがこの 『純吟袋吊り噴火酒』。まるで子供の落書きのような…

呑んでみました

前記の通り『楽』は地元向けの限定商品で、地元の酒好きさんに呑んで欲しいと出荷している酒です。このテの地酒にはいわるる古臭いタイプの商品が多いイメージがありますが、この『楽』に限っては「山廃仕込み本醸造」として県外でも充分通用する実力を秘め…

蔵元HPからの引用「楽」について

静岡県唯一の山廃蔵から生まれた「山廃仕込み本醸造」。旨みのある辛口、キレも良し。冷やで、燗で楽しく語りながら1杯いかが? http://www6.shizuokanet.ne.jp/jizake-t/main-2.htm

高砂 山廃仕込み本醸造 楽 15BY

富士高砂酒造株式会社 静岡県富士宮市宝町9-25 原料米/五百万石・キヌヒカリ 精米歩合/65% アルコール度数/15度ー16度未満 日本酒度/+6.5 酸度/1.3 買い手の期待を裏切らない高い品質の銘酒を揃えつつ各蔵の個性を出す事で、数多くの地酒ファンに支えられる…

呑んでみました

この『雪中梅』には一般的に手に入るグレードは「普通酒」「本醸造」「純米」「吟醸」の四種類。そして今回紹介する『雪中梅 純米』は、常温で呑むと-3と言うスペック以上の甘口に感じます。ただベタベタと口に残る嫌な甘さは無く、甘いのだけど口の酒を呑み…

酒屋HPからの引用「雪中梅」

「雪中梅」醸造元の丸山酒造場は、明治30年創業の蔵元です。蔵内の井戸水を利用して地元の頚城杜氏が仕込んでいます。蓋麹法、箱麹法で麹造りをし、2t前後の小さな仕込できめ細かな酒造りを行っています。昭和47年代11回全国酒類調味食品品評会で、1,2位を…

雪中梅 純米 15BY

株式会社 丸山酒造場 新潟県中頚城郡三和村塔の輪617 原料米/五百万石 精米歩合/ アルコール度数/15.7度 日本酒度/-3 酸度/ 世に「新潟三梅」と称されるのが『越乃寒梅』『峰乃白梅』そして今回紹介する『雪中梅』の3銘柄です。ひところの地酒ブーム時には新…

呑んでみました

これまでも小田原市内では『火牛』ラベルのお酒(純米吟醸が中心)が出荷されていましたが、これは以前の蔵で醸された酒で、新蔵での新酒は今回呑む特別純米がはじめて。スペック違いで『特別純米 無濾過』『特別純米 無濾過生原酒』が出荷されましたが、僕…

酒屋HPからの引用「すべての酒を純米造り」

古くは、日本酒は米と水だけを原料として造られていました。時代が変わっても基本に忠実でありたい。そんな想いのもと、相田酒造店では、すべての酒を「純米造り」としました。米と水だけ。原点を踏襲し、どこまでも真っ直ぐに、芯の太い酒を造りたい。そし…

火牛 特別純米 無濾過生 17BY

合資会社相田酒造店 神奈川県小田原市入生田150-1 原料米/ 精米歩合/58% アルコール度数/17.5度 日本酒度/+3.5 酸度/1.9 これまで小田原市の中心部で酒を醸して来た「相田酒造店」さんが蔵を移転し、純米蔵として再出発。その新蔵最初の酒『火牛 特別純米 無…

呑んでみました

基本的に『酒鑑評会出品酒』は食中酒に向かないなどと議論される事がありますが、蔵の技術の集大成だけに旨くないハズがないのですが、それにしても『バーコード酒』は前評判の高い酒でした。今回は出品酒らしさを楽しむ意味でも常温で呑んでみましょう。切…

蔵元HPから引用「製品開発物語り」

はじめに美酒ありき。昭和38年(1963年)2月、杜氏(酒造の最高指揮者)高橋留治は、今しぼりたての酒を一口含んで、「あっ、これは・・・」と言ったきり絶句した。その酒は、彼の長い酒造りの経歴の中でも経験したことのない出来ばえだった。「社長、これど…

館の井 平成16年全国新酒鑑評会出品酒

沼館酒造株式会社 秋田県平鹿郡雄物川町今宿字高花15 原料米/兵庫県産山田錦 精米歩合/40% アルコール度数/15-16度 日本酒度/+3.0 酸度/1.2 個人的にも思い入れの深い沼館酒造株さんの醸す『館の井』の出品酒です。瓶背面に管理用バーコードが印刷されている…

呑んでみました

今回購入した『袋絞り』は、どうせ呑むなら出荷量の少ないものをと思い、NETで検索しまくって購入しました。四合瓶を出荷していたのも購入の決め手です。試飲会で評判のお酒と言う事で、常温に戻してから呑んでみました。蛇の目の注いだ酒は思ったより色が濃…

酒屋HPからの引用「富川酒造店について」

栃木県矢板市に蔵を構える「富川酒造店」様は、関東のダークホース的な蔵元様です。地元では、自家消費の一般清酒を「忠愛」という銘柄で醸し抜群の人気を持っていますが、近年現代のニーズに合わせ新ブランド「富美川」として、特定名称の清酒を「無濾過生…

富美川 純米吟醸 袋絞り無濾過生原酒 美山錦 16BY

株式会社富川酒造店 栃木県矢板市大槻998-1 原料米/美山錦 精米歩合/50% アルコール度数/16-17度 日本酒度/+3-4 酸度/1.5-1.6 地酒ファン御用達イベント「純米酒フェスティバル」に参加された方が、口を合わせたように「旨い!」と言っていた銘柄、それが関…

呑んでみました

今回の『銀河小鼓』、見た目のボトルの華やかさは女性層を意識した商品なのでしょう。そして酒質も誰でも呑みやすい、突出した部分のない酒にデザインされているのが特徴と言えます。グラスに注いだ時も立ち香が控えめで、糠などの嫌な香りも感じられず日本…

オフィシャルサイトからの引用「綿貫先生との出会い」

私がまだ30代に満たぬ専務時代「兵庫県清酒青年協議会」綿貫先生を招き「世界の酒」をテーマに講演会を開いた事があった。偶然出席していた私は先生の発想、思考に深く感銘し、その後、強引に接近し教えを乞うようになった。「先生に出会い、いろいろ教えら…

銀河小鼓 純米吟醸 15BY

株式会社 西山酒造場 兵庫県氷上郡市島町中竹田1171 原料米/但馬強力 精米歩合/ アルコール度数/ 日本酒度/0 酸度/1.0 数有る地酒蔵の中でも、瓶やラベルデザインに凝ったビジュアル路線を強く押し出している小鼓。その中でもイタリア製デザインボトルや、ア…

呑んでみました

この『京ひな 鑑評会金賞受賞酒』にはラベルにアルコール度数くらいしかスペック表記がありませんが、他の大吟醸の造りを見ると山田錦を使っているのだと思います。このお酒は余り冷えすぎていない部分で呑んだのですが『鑑評会金賞受賞酒』の割には香りは控…

酒屋HPからの引用「酒六酒造について」

「酒六酒造」は愛媛の蔵元の中でも独特な雰囲気を持つ蔵元さんです。愛媛の酒といえばどちらかと言えば甘くてとろリとした酒のイメージを持つ方も多いのですが、この蔵の酒を飲むと少しイメージが変わってくると思います。キレがある繊細な造りをされます。…

京ひな 鑑評会金賞受賞酒 15BY

酒六酒造株式会社 愛媛県喜多郡内子町大字内子甲1823 原料米/ 精米歩合/ アルコール度数/15-16度 愛媛と言えば『梅錦』や『銀河鉄道』、そして最近では『石鎚』なども人気がありますね。そして本日紹介するのも愛媛の銘蔵「酒六酒造」さんが醸す『京ひな』、…