オフィシャルサイトからの引用「加賀菊酒」について

鶴来で醸造される酒は、昔から「加賀菊酒」と呼ばれ、その高い品質は全国に認められるところでした。古い記録を見ると、山科大納言の日記に「大永7年(1527)4月19日、天晴、白山長吏が土産としてはるばる京都へ菊酒を持参した……」とあり、また太閤記には、秀吉が慶長3年3月(1598)、醍醐で大花見の宴を催した時、諸国の銘酒が集められたが、その第1番に加賀の菊酒が挙げられたとあります。江戸時代には、藩に献上されるお酒のうち鶴来で醸造されたものは、その他の地方のものの4割高の価格でひきとられたという記録も残っています。このほか文化的には、狂言や田植草紙にも菊酒の名が登場しています。
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