酒屋HPからの引用「博多練酒について」

博多練酒の製法は、上質の米、もち米を乳酸醗酵させ、その乳酸液に、米、こうじ、 水を入れて再び醗酵させて、臼で引き、絹布で濾します。清酒の製法も本質的にはこの過程を経て造られ、博多練酒はまさに、日本酒の原点なのです。とろけるような、絹ごしの舌ざわり、自然な甘酸っぱさ、それにお酒に香りがからみ合い「博多練れ酒」でしか味わえない、奥行きの深い味わいです! 室町の文献から復活。練酒の存在は、文献では、室町中期(一四〇〇年代中ごろ)の「蔭涼軒目録」をはじめとして、 以後一七〇〇年代までに数多くの子古文書にその名を残しています。古きものの持つ風雅な趣きをたどり、「御酒之日記」(室町時代の名酒製法の書)に記された製法を もとに復活させたのです。各地で造られた練酒の中でも、とくに博多練酒の評価は高く、江戸時代の学者”貝原益軒” の「筑前国風土記」に、次のような絶大な賛辞が記されています。
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