博多練酒
- 原料米/レイホウ・餅米
- 精米歩合/
- アルコール度数/3-5度
- 日本酒度/-120 酸度/
一般に新潟や秋田など、米処の酒は人気がありますが、それらの県で作られているのは食用米であって、決して酒造好適米ではありません。最近は「秋田酒こまち」など、優秀な酒米の作出されてはいますが、やはり酒米と言えば、今でも兵庫県や福岡県なのだ。さて、その福岡県に蔵を構える若竹屋酒造は、バリエーションこそ少ないものの、しっかりとした吟醸酒から元禄時代の酒を復刻したりと、とにかく意欲的な蔵なのです。いや、実際は関東地方に種類が流れていないだけかもしれないけれど。なんせオフィシャルHPにも余り種類は出ていません。そして今回紹介する『博多練酒』も室町時代に、太閤秀吉が好んで呑んだと文献に記されている酒の復刻版。パッケージもお祝い品っぽくて、このまま殿様に献上できそうな雰囲気です。