くどき上手 木桶仕込 純米吟醸

pcon99992004-06-24

亀の井酒造株式会社
山形県東田川郡羽黒町大字戸野字福の内1番地

  • 原料米/雄町・亀の尾
  • 精米歩合/50・48%
  • アルコール度数/16.8度
  • 日本酒度/+2.0 酸度/1.4

この酒も横浜で開催された「くどき上手の会」で出された酒です。『くどき上手』にしては珍しく、4合瓶が発売されていますので個人的にはお馴染みです。この木桶って言うと、中には樽酒的なイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、樽酒に感じられるような木香は余り感じません。いや、たまに樽酒と木桶仕込を勘違いしてるんじゃ無いかって酒もあるけどね。当たり前ですが昔は日本中の酒が木桶仕込だった訳ですが、現在は品質管理の観点から、ホーローの仕込みタンクが使われています。それでも消費者からは根強く木桶復活の声があるようで、数は少ないですが、全国の蔵で木桶仕込を復活させているようですね。ま、個人的には旨けりゃ格式なんてどうでも良いんですが、海外のメディアにはウケが良いでしょうね。実際セーラさんも木桶復活には、相当情熱を注いだみたいです。近年、アメリカやヨーロッパで日本酒が認められつつありますが、海外進出を視野に入れている蔵元さんは木桶導入に前向きかもしれないですな。南部美人しかり。