オフィシャルサイトが無かったので酒屋HPからの引用「作」について

「作(ざく)」とは三重県の清水醸造という300石規模の小さな蔵元が、平成11年、全国市場にむけて立ち上げた新ブランドです。 蔵の位置する三重県鈴鹿市の白子は、紀州藩の江戸交易の港として栄え、ここを拠点に伊勢型紙、松阪木綿などが江戸におくられました。むかし、ここの港を出た船が嵐で漂流し、ロシアにたどり着いたという話があり、「おろしや国酔夢譚」という小説になり映画化もされました。漂流した人物は大黒屋光太夫といい、蔵元の昔の屋号が「大黒屋」である事から、映画の役造りの為、緒方 拳さんがも訪問された事があり、蔵に今より少し若い尾形拳さんの写真が飾られていました。特にこれといった特別設備があるわけではありませんが、生産量が非常に小さいがゆえ、大きな蔵だと大吟醸クラスの特別なお酒に限定される限定吸水、小規模仕込が、通常の特定名称酒クラスのお酒でも行われています。その結果、たいへん良い酒に仕上がっています。 「作」は「さく」ではなく「ざく」と濁らせて発音します。「ざく」と聞くとガンダムのザクを思い出す方も多いと思うのですが、蔵に訪問した際に、失礼かと思いながらも「あのザクとは何か関係があるのですか。」と聞いてみたところ、全く関係ないとの事でした。(^^;しかし、ガンダムのキャラクターのザクの様に、世代を越えて受け継がれるロングセラー商品となる様に応援したいと考えています。父子が「作」を挟んで、食卓でガンダムのザク自慢をしてもらえればこれまた痛快でしょう!
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