オフィシャルサイトが無いので酒屋さんのHPからの引用「隆について」

裏ラベルには、酒米の誕生年(酒造年度)が書かれています。その米が酒になり、綺麗な晴着(ラベル)を貼られ、酒蔵を出るのが成人式であれば、その後、良い酒は瓶の中で人生を歩んでいきます。20代(新酒時)のはじける新鮮味、30代〜40代の活き活きした充実味、50代〜60代の落ち着いた円熟味、70代以降の枯れた複雑味。味わいは、時間とともに色々な表情をみせます。各銘産地の契約田から届く一流酒米を使って出来あがった酒は、味わいをのがす事無く、すぐに一升瓶に詰められ大切に育てられます。人間に、同じ人がいないように、「隆」にも同じ味は、2度とありません。年により違いますし、同一の物でも飲む時期により味は成長していきます。ブレンドや調整される事の無い、1本のタンクから誕生する酒の個性や人生を楽しんでいただきたい、という思いが「隆」には込められています。さらに"隆起"という言葉があるように、毎年、前年の経験をいかして、上を目指していく挑戦の意志も込められています。毎年、毎年、積み上げた経験をいかしつつ、さらにひと工夫、ひと手間加え、その時もてる力を出しきって醸す。常に進化し"隆起"し続ける酒だからこそ、いつも新鮮な驚き、感動があるのです。
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