オフィシャルサイトからの引用「華鳩」について

  • 造り

水質は中硬水。原料米は大吟醸兵庫県吉川町(特A地区)山田錦を使用している以外は全量広島県産米。特定名称の酒には広島八反、千本錦、中生新千本を主体に使用している。平均精米歩合は60%。個性的な酒としては貴醸酒8年貯蔵酒がある。

  • 酒質

自然な深い味わいで、特定名称酒はこざっぱりとした酸味のきいた優しい飲み口。一般に日本酒度よりも少し甘くやさしく感じられる場合が多い。疲れたときにもホッと安心して飲める酒、やすらぎのある酒を目指している。

  • 地域の歴史

音戸町は瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の町(広島湾の東南、呉市の南)。呉市とわすが幅70メートルの海峡で隔てられている。この潮の流れの速い音戸の瀬戸昭和36年音戸大橋が架けられた。人口16,000人、気候温暖、年間降水量は少ない。カキ、音戸ちりめん、安芸いりこ等、海産物が名物。文政年間の『芸藩通誌』によると、この倉橋島(または音戸島)は、「古昔、遣唐使百済使の船みな、この国(安芸)に命じて作らせし」とあり、この島は造船の町であり、海上の要衝であった。また音戸は厳島神社の荘園であった。平清盛が1164年日宋貿易を盛んにするため、また瀬戸内海の交通や厳島神社への航路の便を図るため音戸の瀬戸を開削したと言われている。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hanahato/