オフィシャルサイトがアレなので酒屋さんからの引用「黒龍について」

創業文化元年(1803年)。2003年には創業200年をむかえた歴史のある酒蔵です。 日本を代表する吟醸蔵として、その名声の高さは皆さんご存じのことでしょう。1万円を超す大吟醸クラスから中吟、本醸造クラスまで、常にその価格以上の味わいが楽しめます。また年ごとの味のバラつきが少なく、安心してお勧めできる酒です。皇太子殿下、森繁久弥、故石原裕次郎など数々の著名人に愛飲されており、昔から美酒を醸す蔵として噂されてきました。平成6年に新造蔵「龍翔蔵」が完成。その設計は大吟醸造りを前提にした設計になっています。まず驚くのが蔵人の作業スペースが非常に多くとってあること。そして、造り行程が非常に合理的にこなせるようになっていると言うことです。全てが木造と言うわけでは有りませんが、各所に木が使われており、量産工場のような冷たい印象は全くありません。蔵元曰く、「自然の木があった方が蔵人の心もリラックスして造りにのぞめる」からだそうです。人を大切にする蔵の姿勢が表れているなと思いました。また、蔵の中にはパソコンのLANシステムが完備してあり、蔵人がモロミの進行状況など、造りに関するデーターを共有できるようになっています。これは非常にいいアイディアだと思いました。しかし、機械が酒を造る設備はありません。黒龍に惚れて入ってきた、蔵人たちが、いかに働きやすく、酒造りに専念できるかが「龍翔蔵」のテーマだと感じました。「世界1の酒を造る。そのために命がけで酒を造る。」と真顔でおっしゃった蔵元さんの顔を思い浮かべながら、日々大切に大切に販売しています。
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