呑んでみました

14BYの『始郎』を完璧に覚えているわけじゃ無いけれど、印象としては「若干甘く、香り高いが若くて渋い」印象ですが15BYは如何なものでしょう。ワイングラスに注ぐとうっすらと藁色に染まっていますが、無濾過の割には透明度が高いです。ちなみに素濾過とは、活性炭や濾過助剤(ケイソウ土など)を使用しない濾過のことを言うようです(情報感謝でございます)。立ち香は控えめな印象で、これなら食中酒として活用できそう。グラスの表面を流れるラクリマもサラサラしたもので、呑みやすさを予感させてくれています。そしてお味はと言いますと、やはり生酒に見られるピチピチした感触も無く、穏やかな酸と旨味が柔らかく広がって、良くできた女酒の印象。と、思ったら最後に何かピリピリ来ますよ!舌以外の部分に酒が触れるとアルコールの刺激的なピリピリを感じます。若干のフルーティな甘味すら感じる酒度+1.0の純米吟醸なんだけど、後味は辛口のアル添吟醸を呑んでるみたい。うーん、これは良く在る「アルコール感の強い静岡吟醸」が好きな人には好印象だろうけど『おんな泣かせ』を好きな人にはどう取られるんだろう?確かに日本酒を呑み慣れていない男性にウケる味ですけどね。なんたって安いし。14BYとの印象が異なるのは、どうやら酵母の違いもあるそうで、14BYが「CA-50酵母」単一で仕込んだのに対し、15BYは「CA-50酵母」と「New-5酵母」のブレンドで醸されています。うーん、この日記らしくない通なコメントってどうですか?もちろん僕の知識では無くてメールで教えて頂いた次第です。情報提供感謝です。