呑んでみました

山形の酒としては「淡麗旨口」と言う少数派の部類に入る『山法師 純米吟醸』は、確かにアルコール度数も低いし、酒度もマイナスの甘くて呑みやすいデーターを示している。それに山形の代表的な酒米出羽燦々」100%使用って言うのが地酒の魂入ってて嬉しいじゃ無いですか。さて実際に呑んでみますと、数年前騒がれた「非日本酒風味」では無く、ちゃんと日本酒の味がベースになっていて好感持てます。好みなんだけど、以前の「非日本酒風味」の甘い酒には本当に飲めないのあったもんなぁ。香りは桃のような甘い香りがほんのり漂う程度。それにずいぶん酒が滑らかだと思ったら出荷前に蔵内で半年貯蔵されているようだ。出荷時期を考えると、1年以上寝ていたわけですが、酒度が低いけどヒネも出ていないし、軽目の酒質のせいかフレッシュ感すらします。単純に山形酒のイメージで呑むと物足りなさを感じるかもしれませんが、これはこれでアリな酒だと思うのです。