酒屋HPからの引用「旭興・たまか」

平成15年・平成16年全国新酒鑑評会連続金賞、平成15年・平成16年関信越清酒鑑評会連続金賞、さらには岩手の銘酒”南部美人”の名杜氏・山口一氏(現代の名工)をして「全国で金を取るより難しい」といわしめた南部杜氏自醸酒品評会でも平成14年第5位入賞(総数約740点)平成15年第2位入賞(総数約730点)平成16年第6位入賞(総数約700点)と栃木県初の3年連続入賞という素晴らしい成績を収めている、栃木の隠れた銘醸です。蔵は大田原市(旧黒羽町)須佐木という八溝山中の小さな集落に位置します。八溝山より流れ出る那珂川支流・武茂川伏流水の清冽な軟水の仕込水、厳寒期にはマイナス10℃以下にまで下がる冷涼な気候、地元産の減農薬減化学肥料酒造好適米で醸されるその味わいは芳醇な旨味がありながらも雑味のない、辛口な味わいの中にほのかな甘味を感じさせる淡麗辛口。年間石数は約七百石、しかもその99%が地元黒羽をはじめとする県北で消費されてしまい、県外は勿論、栃木県南でさえもなかなか目にする事が出来ない希少な酒として、知る人ぞ知る存在です。杜氏は若き蔵元専務・渡邊英憲氏。「目の届く範囲でしっかりやっていきたい」という堅実な考えで「売れればいい」という拡大路線をきっぱり否定、流行りに流されない足元をしっかり見据えた酒造りに注力している栃木の次代の注目蔵。
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